防災用品の準備の仕方について、詳しく丁寧に解説するサイト『防災用品準備出来てます?』

●●●袋の中身●●●

【袋の重量】

防災用品を詰め込む非常持出袋を用意するときに気をつけたいのが袋の重量です。
詰め込みすぎて重くなりすぎ、いざというときに持ち出せなかったら意味がありません。
あれもこれも持ち出したいでしょうが、家族構成に合わせて必要最小限の荷物にするのも
とても大切なことです。
持ち運べる荷物の目安として男性は15キロ、女性は10キロ位とされていますが、試しに
荷物を持ち少し歩いてみて、両手が動くかどうか、素早く行動できるか確認しましょう。

【もう一品】

赤ちゃんがいる家庭ならおむつや粉ミルク、哺乳瓶なども必要になるでしょう。
お年寄りや障害のある方がいる家庭は、常備薬や介護用品を用意しましょう。
また普段コンタクトレンズを使っている方は、避難生活ではコンタクトのメンテナンスが
思うようにできないかもしれませんので、眼鏡もあるとよいでしょう。

【袋の置き場】

防災用品は避難するときに素早く持ち出せるのが原則ですので、押し入れの奥にしまったり
せず身近で目につきやすい場所に保管しましょう。
荷物が多い時は2つに分けて、家族で場所を確認しておきましょう。

【水を準備】

災害時には各家庭でくみ置きした水がとても役立ちます。
直射日光を避けておけば水道水の塩素の効果は3日ぐらい持続します。
3日に一度取替え、古い水は掃除や洗濯に使いましょう。

【使い分け】

地震はいつ、どこで発生するか分かりませんので、自宅用とオフィス用に分けて用意して
おくとよいでしょう。
避難生活に欠かせない基本的な防災用品だけでなく、自分が必要なものを入れておくことが
いざという時に役立つでしょう。