防災用品の準備の仕方について、詳しく丁寧に解説するサイト『防災用品準備出来てます?』

●●●オフィス用●●●

【運動靴】

通勤時に男性なら革靴、女性ならヒールのある靴を履いているでしょうから、底の厚い歩き
やすい運動靴を準備しておきましょう。
徒歩で帰宅しようとなった時に重要なのは、歩きやすい靴を履いているかどうかです。
地震の影響で路上には崩れ落ちた看板や外壁、ガラスの破片などが散乱しており、危険な
状況が予想されます。
高いヒールの靴では災害後の路上を歩くことは危険ですし、躓いて足を痛めたり、転んで
怪我の原因にもなってしまいます。
そうなることを回避するためにも、勤務先には履き慣れている底の厚い運動靴を一足用意
しておきましょう。

【懐中電灯】

被災直後はすぐに外に出られるかわかりませんし、夜間に外へ出る場合や地震後の停電の
ことを考えると、懐中電灯が必要になるかもしれません。
ですので懐中電灯も勤務先に用意しておくと安心でしょう。
デスクの中に予備の電池も入れておけばさらに安心です。

【食料品】

勤務中に被災して帰宅困難になった場合、お菓子やペットボトルの飲料水など、すぐに食べ
られる食料はエネルギー補給に役立ちます。
カップ麺や飲料水、チョコレートなどのお菓子もあるとよいでしょう。
防災用品にこだわらないで、食べやすく保存のきくものを選べばよいでしょう。

【ホイッスル】

帰宅途中などで身動きが取れなくなった場合、助けを求めるときに使います。
怪我をしてしまって思うように身体が動かせなくても、軽く息を吹くだけで大きな音が鳴る
ので、すぐに取り出せる場所に用意しておきましょう。

【バッグ】

徒歩で自宅まで帰宅するとき、屋外では落下物に気をつけながら歩くことになります。
ヘルメットや帽子でもいいのですが、バッグでも頭部を保護することはできます。
また荷物を入れて移動する際に両手を空けておくためにも、手で持つタイプよりもリュック
型のバッグが理想的です。